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予防歯科
フッ素
フッ素によるむし歯治療の効果
01.歯質強化
歯の質を強くし、むし歯になりにくい(酸に溶けにくい)歯にする。
02.再石灰化の促進
むし歯になりかけた部分(エナメル質)の再石灰化を促進する。
03.細菌の抑制
むし歯になりかけた部分(エナメル質)の再石灰化を促進する。
フッ素を塗る時期
フッ素は歯の萠出(ほうしゅつ)直後に塗るのが効果的です。
乳歯列が完成した3歳頃~永久歯が完成する12歳頃まで、3ヶ月おきに塗布(年に4回)していただくのが有効です。
ベクトルスマートオブジェクト
まず歯ブラシや綿球でフッ素を塗ります。(当院で使用しているフッ素はりんご味です)
その後30分間は飲食・うがいを控えていただきます。
【効果】
むし歯の抑制率は30%~50%とかなり効果があります。
フッ素洗口(うがい)
ごくごく薄い濃度のフッ化物溶液でうがいをしていただくことによって、むし歯を予防することができます。
ご自宅でも毎日の就寝前のフッ素洗口(うがい)をおすすめします。
30秒から1分間洗口「ブクブクうがい」を行います。洗口ができるようになる3歳頃から13歳ぐらいまで続けると、より効果があります。
【効果】
小学校で、6年間継続して実施した児童の永久歯に対するむし歯予防効果は35%~50%であり、特に萠出(ほうしゅつ)途上からフッ化溶液の作用を受けた歯では、予防効果が高いようです。
PMTC プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング
PMTCとは歯の表面に付着しているバイオフィルム及び、着色の除去を目的としたプロフェッショナルケアです。
バイオフィルムは細菌の塊であるプラーク(歯垢)が成熟したもので、表面にバリアーを張り除去しにくく、また薬も浸透しにくい状態になります。
しかも歯ブラシの届かない歯周ポケットに形成されると、家庭での清掃だけでは十分ではなくなり、むし歯や歯周病を発生・悪化させるため、PMTCでの除去が望まれます。
PTMCによる施術の効果
- むし歯の予防
- 歯周病・歯肉炎の予防・改善
- 歯質の強化
- 本来の歯の色への回復