介護施設の歯科健診
三宅歯科医院の裏手に、優楽荘という老人介護施設があり、今月歯科健診に行きました。
令和3年度からの新しい制度で、歯科医師の指導のもと、介護施設に居る方々の、口腔清掃状態が綺麗に保たれているか・・・・
確認する制度が出来ました。時間通りに行くと、車椅子でラウンジに集まってくれていました。
『こんにちは~』『半分くらいの方は眠そう?寝ている?』『聞こえてない・・・?』
『お口を開けてください』『・・・・反応がないので、わたしが手で開けてみようとしましたが、すごい力で口を閉じていて開かない』
介護を担当されてる方が、『この方は食事の時ですらなかなか口を開けてくれません。食べさせる時も食べるというより、ストローの太いノズルで流し込む感じなんです。』
『たしかに・・・これは大変だ・・・・・”(-“”-)”』
中には、とても元気な人も居て・・・・少しお話できました。
『何をしている時が楽しいですか?』と聞きますと、
『絵を描いてる時が楽しいなあ~』
『絵は何の絵を描くんですか?』
『花の絵だよ~』
こんな感じの絵を参考にして描いてるかな~
介護の方から、『この方は昔、学校の先生をしていた方です。』と教えてくれました。どおりで、しっかりした口調なんですね(^_^)
何名か診させて頂きましたが、寝たきり状態の方もいましたが、足腰さえ悪くならなければ、頭は全然しっかりしておられる方が沢山居て、その方々に、
『なにが一番幸せを感じますか?』と質問をしました。
皆さんの答えは・・・・『健康が一番!』でした。
足腰さえ丈夫で自分で歩くことができたら、自宅でまだまだ自由に出来たし、いろんな場所にも行けたのではないかな~と思います。
40代~50代あたりから、散歩や運動をしていない人と、している人では10年後、20年後におのずと差が出てくる・・・・
朝は眠いし、やることいっぱいあってしんどい時あるけど、散歩や庭の掃除で手足をフル稼働しているのは
『筋肉の貯金』と思うことにしよう\(^o^)/