ホワイトニング☆彡

先月からホワイトニングについての問い合わせが・・・・

50代の中高年層の患者さんから、

ホワイト二ングについて質問される機会が増えてきました。

 

『コロナもだいぶ落ち着いてきているので、マスクを取った時に歯が白くなりたいんです。11月くらいまでに何とか・・・・』

『なにかあるんですか？』と聞きますと、

 

『市役所で外国人に日本語を教えていますので、皆さんわたしの発音を聞かれるのと同時に、

必死で覚えようと、わたしの口の動きをじ～っと見ようとしてくれて・・・この人、歯～黄色いなあって思われないか心配なんです。』

 

なるほど・・・・では、ホワイトニングについて説明させて頂きます（　＾ω＾）

知人の歯科医院にて治療中に撮影

被せ物「インレー」が脱離したまま数日放置し、歯が欠けてしまった。

詰め物がとれたら、早めにかかりつけ歯科医院に行きましょう(^o^)

 

ホワイトニングは主に3種類あります。主に3

 

1）【セルフホワイトニング】

医療機関ではない専門のサロンでおこなうホワイトニング

（医薬品は一般のお店では取り扱えないので、医薬部外品の成分で出来たホワイトニング剤使用）

医療機関ではない専門のサロンなどへ訪れ、自分自身で行うホワイトニングのことです。

 

歯の表面に付いたステイン（汚れ）を光触媒という化学反応で浮かせて除去し、白くすることが出来るが、本来の白さにまでしか出来ないので、

お手軽に歯を自然な白さにしたい方におススメ

 

２）【ホームホワイトニング】

歯科医院で作成したマウスピースに薬剤を流し込み、一定の時間はめておくホワイトニングです。

 

自宅などでホワイトニングをすることが可能です。

成分はオフィスホワイトニングで使用される薬剤とほとんど同じですが、低濃度のものを使用します。

自分の好きなタイミングでホワイトニングできます。

 

３）【オフィスホワイトニング】

歯科医院で施術を行うホワイトニングです。資格を持った先生が行ってくれるので、安心して受けることが出来ます。

濃度の高いホワイトニング剤（過酸化水素等）を使用し、歯の色素を分解することによって、歯の白さを上げていきます。

 

本来の歯の色よりも白くしたい人や、短期間で白くしたい人、数本だけ白くしたい人などにおススメです。

 

 

海外のホワイトニング剤は沢山あって、日本より種類も多く、効果テキメンに白くなる商品も手軽にネット販売されていますが、

ホワイトニング剤で白くなったはいいけれど、その後、全ての歯がしみて・・・・みたいな症状を訴える方は、結構いるみたいです。

 

これは人ずてに聞いたのですが、接客業のお姉さま・・・美を追求するあまり、自己流で海外の市販のホワイトニング剤を購入してやってみたら、

かなり短期間で想像以上の白さになった・・・めちゃめちゃ嬉しいのだけれど、それ以降・・・

『少し風が吹いただけでも全ての歯がしみて困る』のだそう・・・(>_<)

 

日本人の歯はエナメル質が弱い。逆に言えば、ホワイトニング治療を試すのにとても適しています。

アングロサクソン系の人々に多い、白くて長い歯よりも浸透しやすく、効率よく白い歯を手に入れることが可能なのです。

また、ホワイトニング

 

治療を続けていきます

 

と、むし歯予防

 

になることが今、話

 

題になっています。

　

 

 

まずは

１）歯科医院で歯の表面に付いたヤニや、ペリクルを取り除いてクリーニング

 

２）オフィスホワイトニングをしてみて、薬剤が自分の歯質に合っているのかを確認

 

３）それからオフィスホワイトニング&ホームホワイトニングの併用が理想的です。

 

 

 

Q　ホワイトニングで気を付けることは？

 

A　ホワイトニングをした直後24時間ほどは、着色しやすくなっているので、

コーヒー、赤ワイン、カレーなどの色の濃いモノや、酸性の高い飲み物（炭酸飲料）を口に含んだり、喫煙は避けた方がいいです。

 

さらに、ホワイトニング直後30分～1時間は、歯の表面の耐酸性（歯に対する抵抗力）が弱くなっています。

カルシウムが溶けやすくなっている時に酸性のジュースや果物を食べると、歯の表面が荒くなってしまうことにつながるので避けましょう。

 

また、ホワイトニング剤によっては、食事制限が無いものもあります。

 

【ホワイトニングの種類】

 

ティオンホワイトニング（1回で4～6段階白くしたい方、しみるのは避けたい方）

　

マイルドホワイトニング（1回で2～4段階白くしたい方、しみるのは避けたい方）

 

ルマホワイトニング（1回でカラーガイド2～4段階白くしたい方）1日2回まで

　

ブライトホワイト（1回で8～10段階白くなるが、かなり高額）

 

ブライトホワイト2（1回で9～11段階白くなるが、かなり高額）

 

ZOOMホワイトニング（1回でカラーガイド4～6段階白くなる）

 

ティースホワイトニング（1～数本だけ、1～2トーンだけ徐々に白くしたい方）

 

現在出ている商品で人気があるものは、ティオンホワイトニング、ウルトラデント社の『オパールエッセンス』というアメリカに本社を置いた商品で、白さが持続します。

 

また、ポリリン酸ホワイトニングは、食事制限がなく、自然な白さになるのと、歯がコーテイングされてつるつるして気持ちがいいです。

 

Q　ホワイトニングって安全なの？

 

A　昔のホワイトニング剤は、酸性のものがあり、脱灰（歯の表面が溶け出すこと）があったのですが、

最近のものは中性なので大丈夫です。

 

Qホワイトニングが出来ない場合って？

 

A　糖尿病、高血圧、膠原病、光アレルギー、妊娠中の方などは出来ない可能性が高いです。

ひどいむし歯や歯周病の方などもホワイトニングが出来ない場合があります。

 

また、人工歯や差し歯などの歯は、ホワイトニングをしても、白くならないので、歯のマニキュアをお勧めします。

 

Qホワイトニングをすると、歯が強くなるって本当？

 

A　本当です！日本の各大学の研究で、ホワイトニングをすることで、再石灰化が進み、

フッ素を使わなくても、カルシウムを取り込みやすくなることが分かりました。

 

ホワイトニング直後は、歯の表面の石灰化度が低くなるのですが、

1週間後くらいには、カ

ルシウムの密度が前より

高くなるので、結果とし

て歯が強くなります。

 

この時期の歯磨き粉や歯ブラシ・・・歯磨きの仕方はかなり大切です(^_^)

 

 

通常のホワイトニングをした後は、半年くらいから色が戻り始め、嗜好品などや、

お手入れ次第によって個

人差はありますが、2年

～長くて4年ほどで元の

色に近くなります。

 

その前に定期的なメインテナンスを行うことで、ホワイトニング直後の歯の白さを保つことが出来ます。

下の写真は、わたしの結婚式の時の1枚です。

神前式でしたが、フラワーシャワーもやりたい！笑いも取りたい！と思ってしまいました。

白無垢で出たら、かなり笑って頂けました。着物で快速にかけ降りて、とても幸せでした。

白はやはりいいですね。結婚式前に、白い歯で写真に撮られたい！と希望される方もおられます。

　

 

Q どれぐらいの頻度でおこなえばいいの？

 

歯のホワイトニングのおすすめの頻度は、

オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・セルフホワイトニングといった種類ごとに異なります。

なぜなら、それぞれの効

果の持続期間の

目安が異なるからです。

 

【ホワイトニングの種類や効果の持続期間】

 

セルフホワイトニング（数時間～3週間）

ホームホワイトニング（6ヶ月～1年間）

オフィスホワイトニング（3ヶ月～1年間）

デュアルホワイトニング（1～2年間）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何回やればいい?

 

サロンでのセルフホワイトニング（1回/2週間）

ホームホワイトニング（1回/1週間）

オフィスホワイトニング（1回/1～3ヶ月）

デュアルホワイトニング（1回/1年）

 

※デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの併用のことで、

（ホームホワイトニング1～4週間+オフィスホワイトニング）×3～5回